広すぎる二重ライン幅を狭くする。　前医の傷あと　４週目

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写真は、こちらの記事「広すぎる二重ライン幅を狭くする。　前医の切開法二重手術の傷あと」の方です。
http://ameblo.jp/kmkcc/entry-12015002598.html

写真上段は今回の修正手術前、下段は修正手術後４週目です。

他院で、傷あとを切り取る方法でのライン幅を狭くする修正術を３回受けられた方です。
切り取りすぎて組織が足りなくなり、目が完全に閉じなくなっていました。

奥二重をご希望でした。
新しく低い位置を切開して、前医の高い位置の癒着を裏側から外し浮かせました。
抜糸までの１週間、埋没式つり上げを行いました。

二重ライン幅が狭くなった理由は、以下の三つのことです。

・目を開けたときに、低い位置の切開線から引きあがること。

・目の開きが良くなったことで、まつ毛側がしっかり上に引きあがるようになったこと。

・前医の傷あと部分が、低い位置の切開線に覆い被さること。

二重ライン幅を狭くする手術で、少しだけじゃなくて本当に狭くしたい、大きく変化させたい場合には、新しく低い位置を切ります。

高い位置の切開線から下（まつ毛側）を切り取る手術では、大きく変化させると皮ふが足りなくなります。
皮ふを切り取りすぎると、目を閉じても目が開き、目を開けても二重ラインが折り返さなくなります。
目を開けたときに二重ラインが折り返さないと、傷が丸見えです。
それは二重ラインではなく、ただの傷あとです。

新しく低い位置を切る方法では、前医の傷あとが残ります。
目を開けたときには、前医の傷あと部分が低い位置の切開線に覆い被さる分だけライン幅は狭く見えます。
しかし、目を閉じた時には、前医の傷あとが新しい切開線の上に乗っかってきます。
くぼみはなくなりますが、傷あとは残ります。

この症例の方は、目を開けたときにも、前医の傷あとが見えています。

前医の高い位置の傷あとは切り取りません。
何度も二重手術、修正手術を受けられた方は、高い位置の切開線部分に眼輪筋がありません。
眼窩脂肪がありません。
同じところを切れば、同じところがより強く癒着します。

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過去に私が手術をさせていただいた方にもお願いします。
お礼は、手術料金の割引、ヒアルロン酸１－３本の注入、サーマクール１００発など・・・です。

かみ

【二重ライン幅修正手術】
リスク・合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。
治療費用は600,000円です。

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