極小切開からの眼瞼下垂手術  二重ライン幅を狭くする。

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写真1枚目
上が術前、下は術後6週目です。
左目だけ手術を行いました。


左目の「ものもらい」の切開手術後に下垂を生じたそうです。
左目の鼻側半分の上瞼が下垂しています。

左目は全体的に右目より広い二重ラインが出ています。
誰でも鼻側は眉下部分がくぼむため、鼻側の二重ライン幅は広くなります。
鼻側のまぶたが下がっているため、さらに鼻側のライン幅は広く見えています。

ざっくり切るのは嫌だと仰るので、3-4ミリだけの極小切開から眼瞼下垂手術を行いました。


写真2枚目
上段は術前のデザインです。
一番鼻側の黒い線だけを3-4ミリ切開し、その切開創から目を開く筋肉をたくし上げました。
三つの黒い印の位置に埋没法二重を行いました。2点留めです。

写真中段は術直後です。
鼻側の目の開きが良くなっています。

写真下段は術後6週目です。
全体的に広かった二重ライン幅は狭くなっています。



目を開いた時の二重ライン幅を決めるのは、以下の事柄です。
目を開く筋肉と皮ふがくっ付いている高さ。
 目を開けた時に皮ふが上に引き込まれる高さです。
 高い位置でくい込むとライン幅は広くなります。

目の開き。
 目の開きが悪いと、まつ毛側がしっかり上にくい込まないのでライン幅は広く見えます。

くい込んだ位置に上から被さってくる皮ふの量。
 上から被さる皮ふが少ないとライン幅は広く、被さる皮ふが多いと狭く見えます。
       


この方の広い二重は自然に表れたものです。
切開法二重術後のように、目を開く筋肉と皮ふがガッチリと癒着したものではありません。
埋没法で狭い二重を作るだけで、広い二重は消えています。

目の開きが良くなり、強く上に引きあがった分だけ二重ライン幅は狭く見えています。

耳側では、まぶたにタルミがありますから二重ラインはより狭く見えています。
鼻側は眉下のくぼみに皮ふが引っ張られる分だけライン幅は広く見えています。



眼瞼下垂手術を行わないで、二重ライン幅を狭くした症例はこちらをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/hamustina/33398575.html
http://blogs.yahoo.co.jp/hamustina/31706983.html

より低い位置で新しく切開法二重手術を行い、高い位置の強い癒着を剥がしています。
高い位置にある前の切開二重手術の傷あとは、新しく作った二重に被さってくる分の皮ふとして残し、より二重ラインを狭く見せています。

高い位置にある前の切開二重手術の傷あとは、目を開く筋肉と癒着して引っ張られていた時には凹み目立ちましたが、癒着を剥がした後には凹まず目立ちません。




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かみ


【眼瞼下垂(挙筋短縮)】
注意事項:術後1ヵ月ほどは腫れが続きますが、術後1週間ほどで抜糸をすると腫れが引きやすくなります。完成までの期間は約6ヵ月です。内出血が出る場合もありますが、時間の経過とともに改善していきます。
料金は60万円です。
小さく切る眼瞼下垂手術 ガーデンクリニックでは料金設定がありません。