二重ライン幅を狭くする。二重ライン幅を決めるもの

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この方は、4年前にAクリニックで切開法二重手術を受けましたがラインが消えてしまいました。
8か月前に別のBクリニックで切開法二重手術を受けました。


写真1枚目
上から順に修正手術前、修正術後1ヶ月、術後4ヶ月です。

段々と目の開きがよくなっています。二重ライン幅が狭くなっています。
剥離しただけで、下垂手術は行っていません。

(4ヶ月目の写真はメイクしています。アイラインが描いてあります。)


写真2枚目
修正手術時のデザインです。

点線がBクリニックの切開線で、修正前に皮ふが引き込まれている場所です。
まつ毛側にある傷あとがAクリニックの切開線です。

新しい傷あとを増やしたくないので、Aクリニックの切開線をそのまま切りました。
修正術後は、Aクリニックの切開線で引き上がり、点線部分が浮き上がって新しい切開線に覆い被さります。


写真3枚目
修正術直後、帰宅時の写真です。

7日間このままです。
閉眼時には黒目は隠れます。
夜寝るときに眼軟膏を目の中に入れてもらいます。




切開法二重手術では、目を開けた時に切開線部分の皮ふが引き上がります。
引き上がった切開線に、眉毛側の皮ふが覆い被さります。
覆い被さり 折れ曲がる皮ふの先端まつ毛の間 が二重ライン幅になります。


二重ライン幅は、引き上がる位置(切開線)と覆い被さる皮ふの幅で決まります。
切開線が低いと二重ライン幅は狭くなります。
切開線に覆い被さる皮ふが多いと二重ライン幅は狭くなります。


私が行っている修正手術では、自由に修正術後の二重ライン幅を決めることができます。
前医の切開線(点線部分)が浮き上がり、新しい切開線に眉側の皮ふが覆い被さってくることを想像してデザインしています。

今残っている皮ふが少ないならば、より低い位置を切らないと希望の幅の二重になりません。


この方は、予想していたよりも二重ライン幅が狭くなりました。
下垂手術は行っていないのに、目を開く筋肉の引っ掛かりが外れて目が開き易くなりました。

目の開きがよくなると切開線が強く引き上がり、覆い被さる皮ふの幅が増えて二重ライン幅は狭くなります。


皮ふを切り取ると切開線は低くなりますが、覆い被さる皮ふが少なくなりライン幅は狭くなりません。
折り返す場所も眉毛に近いまま、ぶ厚いままです。

かみ


【二重ライン幅修正手術】
リスク・合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。
治療費用は600,000円です。