二重ライン幅を狭くする。 目頭側半分を狭くした症例

写真１枚目
上段は修正手術前、下段は術後３か月半です。

写真２枚目
左列は修正手術前、右列は術後です。
写真上から下へと段々と目を開けていっています。
左列の一番下は、つり上げ糸を掛けた術直後です。

修正後も平行型の二重ライン希望でした。
左目の目頭側半分の二重ライン幅を狭くしたいと希望されました。
右目は二重ライン幅はそのままで、切開線とまつ毛の間のダブツキを修正したいと希望されました。

平行型の二重ラインにするために、目頭側だけを極端に高い位置で切ってありました。（写真一枚目右上)

左目の目頭側は新しく低い位置を切開して二重ラインを作りました。
剥離した高いラインの再癒着予防のために、目頭側だけ「つり上げ糸」を掛けました。

消したい広すぎる二重の切開線が上の点線です。（写真二枚目左列)
目頭側は枝分かれした低い位置の点線に沿って新しく切開し、目じり側は上の点線につなげて切りました。

１週間目につり上げ糸を抜糸して、同日右目の手術を行いました。
右目は同じ切開線を切り、まつ毛側を剥離しました。

「つり上げ糸」については、こちらの記事を見てください。
http://ameblo.jp/kmkcc/entry-11923354753.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kmozc/33528387.html

新しく切開して狭い二重を作ります。
何も切り取りません。
高い位置の二重ラインの傷あとはそのまま残ります。（写真一枚目右下）

写真二枚目の右列を上から順に見てください。
新しく切った切開線が引き上げられて、高い位置の二重ラインの傷あとの下からくい込んで行きます。
高い位置の二重ラインの傷あとは浮き上がり、新しい二重ラインの切開線に乗っかっています。
高い位置の二重ラインの傷あとは、完全開眼時には二重の折り返し部分に隠れています。

二重ラインのくい込み位置が低くなっただけではなく、高い位置の傷あとの部分が新しい切開線に被さるので、開眼時の二重幅はより狭く見えます。

二重ライン幅を狭くする修正手術の相談にいらっしゃる方は、医師からの説明を受けないで（説明してもらえないで）、よく考えずに平行型の二重にしてしまった方がほとんどです。
よく考えてから切開法二重手術を受けてください。

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お礼は、手術料金の割引、ヒアルロン酸１－３本の注入、サーマクール１００発など・・・です。

かみ

【二重ライン幅修正手術】
リスク・合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。
治療費用は600,000円です。

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