二重ライン幅を狭くする。前医切開の「傷あと」は残りますが、奥に引き込まれる「くい込み」は改善します。

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写真1枚目
左が修正手術前、右は修正術後7ケ月目の開眼時と閉眼時です。

9年前に全切開法二重手術を受けられました。
2年前に他院で左だけ二重ライン幅を狭くする修正手術を受けられました。

左目は同じ高い位置の切開線から入り、傷あとだけを切除きれいにして、中から狭い二重を作ったそうです。
元の広い二重ラインがよりクッキリしたそうです。


右目は最初の切開法二重手術のままで、幅広い傷あとが凹んで目立つていました。
今回の修正後には、皮ふ表面の傷あとは同じ幅で残っていますが凹みは改善しています。

左目は傷あとはきれいですが軽度凹んでいました。
今回の修正後には、凹みは無くなりほとんど見えなくなっています。

今回の修正で新しく切った低い位置の切開線は、両目とも少し凹んでいます。




開眼時に引き上げられ動く部分と皮ふがくっつくと、皮ふが引き込まれて二重ラインとなります。

私の手術は、希望の二重幅になる低い位置を新しく切ります。
新しく切った切開から、前の手術で傷となり癒着した部分を完全に剥がしています。
挙筋に引き上げられて動く部分と皮ふの間は、全て剥がさないと開眼時にラインが出てしまいます。
元のラインを消すためには、全て剥がさないと始まりません。

切った傷と傷は必ず癒着(くっつくこと)します。
癒着をただ外しても、再びくっつきます。
同じ切開線を切れば、もっとくっつきやすくなります。

新鮮な傷ついていない組織はくっつきません。
切った組織の間に何か傷ついていない組織をはさみ込まなければ、同じ場所が再びくっつきます。

私の修正手術は、新鮮な傷ついていない部分に達するまで剥がしています。それ以上は剥がしません。
傷ついていない場所まで剥がすと、全ての組織には「あそび・ゆとり」があり動いてくれます。
新鮮な傷ついていない組織をつり上げ糸で引き下げて、間にはさみ込み再癒着を防ぎます。

私のつり上げ糸は、狭いラインを引き上げるのではなく、動くようになった新鮮な組織を引き下げるために掛けています。

私の修正手術は、「元の傷あと」を剥がすだけです。
何も切り捨てません。
無理に切ったり、引っ張ったりしません。
引っ張ったものを縫い付けたり、他から移植したりしません。
つり上げ糸は7日で抜いてしまいますから、動かした組織は縫い付けたときよりは自由に動くことになります。

トラブルの少ないやり方だと思っていますが、部分的な癒着を生じる可能性があります。
片目に癒着を生じると、左右差が目立ちます。

こちらの記事を見てください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kmozc/34899815.html



写真2、3枚目
こちらの記事と同じ写真です。
二重ライン幅を狭くする。元の二重ラインの癒着が強い2例
http://ameblo.jp/kmkcc/entry-12197385659.html

まだ抜糸時の写真しかありません。
左が修正術前、右が7日目抜糸時です。

閉眼時にも強くくい込んでいた元の二重ラインは、術後は浮かんでいます。



私の修正手術は、まぶたを挙げる筋肉との間だけではなく、浅い層も剥がしています。
前の二重切開線の皮ふ表面の傷あとは残りますが、奥に引き込まれるくい込みは改善します。

新しく切った線も少し凹んでいます。
少しは「くい込まなけりゃ切開法二重じゃない。」と思いますが・・・。



皮ふを切り取る方法は行いません。
眉毛から前の切開線までの皮ふは伸びてきません。
切り取ったら戻ってきません。





このブログに施術前後の写真を載せさせていただく モニター募集中です。
過去に私が手術をさせていただいた方にもお願いします。
お礼は、手術料金の割引、ヒアルロン酸1-3本の注入、サーマクール100発など・・・です。

かみ


【二重ライン幅修正手術】
リスク・合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。
治療費用は600,000円です。