YouTube第25回 ハム目になる原因は? 投稿しました。


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YouTube25回 ハム目になる原因は?

https://youtu.be/QkZwKRrGRqA

 

 

こんにちは美容外科医かみです。

わたしは、二重幅を狭くする修正手術を行なっています。

 

YouTube25回は ハム目になる原因は?

 

二重まぶた手術とは、

目を開ける時に動く場所(瞼板、挙筋、隔膜など)と皮膚をくっ付けて、

目が開いた時に皮膚の折り返しを作ることです。

 

まぶたを横から見た図です。

目の玉に接して瞼板(青い線)があります。

 

瞼板には、目を開く挙筋が付いています。

瞼板は目の玉に沿って上・奥に引き込まれます。

 

皮膚があり、まつ毛が生えています。

皮膚と瞼板の間には、筋肉、膜、脂肪などがあります。

 

皮膚から瞼板までの間にあるものは、

それぞれがくっ付いてはいません。ゆるゆるです。

 

この方は、切開法で二重まぶた手術がなされています。

 

目を開ける挙筋に引かれて瞼板、まつ毛が上がっていきます。

 

青い線のところだけが、

奥の動いて行く場所とくっ付いています。

 

切開線からまつ毛までの皮膚は瞼板とくっ付いていません。

 

まな板の上に板こんにゃくが重ねて乗っている状態です。

 

まな板だけが上方向に引っ張られると、

こんにゃくは転げ落ちます。

 

固定された切開線が上方向に移動すると、

固定されていない目頭側の切開線は浮かびます。

 

浮かんだ切開線の下を瞼板が上がって行き、

皮膚がまつ毛に乗っかります。

 

YouTube 二重まぶた幅を狭くする。2022.07.02の症例です。

 

ハム目になる原因は、

切開線からまつ毛までの間を瞼板とくっ付けないからです。

 

瞼板だけが上がって行き、皮膚が取り残されるからです。

 

もう一つの原因は、

切開線の目頭側が固定されていないからです。

 

黄色い線が突っ張り浮かびます。

浮かんだ切開線の下を瞼板が上がって行きます。

 

二重まぶた幅を狭くする修正手術後です。

 

切開線(赤い線)は、全体を固定してあります。

切開線からまつ毛の間も瞼板とくっ付けてあります。

 

切開線もまつ毛上の皮膚も、

瞼板と一緒に上がって行きます。

 

修正前には、青い線だけしか固定されていません。

緑の部分は瞼板から浮かんでいます。

 

青い線と瞼板、まつ毛が上がって行きます。

まつ毛上の皮膚が取り残されて乗っかってきます。

 

黄色い線が固定されていないので、

目が開いて行くと黄色い線が引き延ばされて突っ張ります。

 

黄色い線が浮かび、

まつ毛側の皮膚と一緒にまつ毛に乗っかります。

 

修正後には、切開線の全てが固定されています。

切開線からまつ毛の間の皮膚も、瞼板とくっ付けてあります。

 

切開線もまつ毛上の皮膚も浮かびません。

瞼板と一緒に上がって行きますから、まつ毛に乗っかりません。

 

ハム目になる原因は、手術手技的な問題です。

 

ご視聴ありがとうございました。

 

 

二重まぶた手術後の「二重幅が広すぎて不自然だ。」と悩んでいらっしゃる方に、二重幅を狭く修正する手術を行っています。

 

皮膚切除は行いません。

眼瞼下垂の手術も行いません。

二重ラインは眉毛から遠くなります。

 

二重ライン幅修正手術
リスク・合併症は左右差、内出血、瘢痕などです。
治療費用は70万円、モニター価格60万円です。