YouTube 第四回 なぜ切開線が食い込み、睫毛の上がプックリ膨らむのか? 投稿しました。二重

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YouTube投稿しました。

第四回 なぜ切開線が食い込み、睫毛の上がプックリ膨らむのか? その解決法です。

https://youtu.be/d9U4edqbnOs

 

こんにちは。美容外科医 上 です。

 

わたしは、二重幅を狭くする修正手術を行っています。

 

YouTube第四回 なぜ切開線が食い込み、睫毛の上がプックリ膨らむのか?

その解決法です。

 

YouTube第二回では、切開線が隔膜と緩やかにくっついていると、睫毛の動きに取り残された皮膚が乗っかってくると話しました。

今回は、なぜ切開線が食い込むのか?なぜ切開線が食い込むのに睫毛の上はプックリ膨らむのか?について話します。

 

 

まずは、この動画を見てください。  

目を閉じていても切開線の中央部は凹んでいます。

切開線は睫毛と同時に上がり出します。

 

この部分は挙筋と直接くっついています。

 

目を開けていくと、中央部は強く引き上がり食い込みます。

 

黒い線が挙筋、赤い線と青い線は皮膚を表しています。

 

皮膚を眉側にずらして挙筋とくっつけたときには、もっと強く引き込まれます。

 

強く目を瞑ると、瞼の皮膚が動きます。

切開線は奥の方とくっついているので凹みます。 

 

少し目を開けようとして皮膚の位置が戻ると、目頭側の切開線は浮かびます。

目尻側は挙筋に引かれています。

 

目が開いてくると、睫毛(瞼板)は眼球に沿って奥の方に引き込まれます。

 

厚みがあり弾力のある皮膚は撓み(たわみ)睫毛の上はプックリ膨らみます。

 

切開線が眉側に高いと、それだけ沢山の皮膚が膨らみます。

瞼が厚い方では、乗っかる皮膚の膨らみは目立ちます。

 

 

全ての原因は幅広い二重を作ろうとするからです。

 

幅広い二重を作るには、睫毛から眉側に高い位置を切ることになります。

 

高い位置での切開線を隔膜と固定すると、切開線は睫毛(瞼板)の動きに取り残されて遅れて上がります。

そうなると二重ラインはハッキリせず、皮膚が睫毛に被さって乗っかります。

 

高い位置で皮膚を切った時には、隔膜を切り開いて切開線と挙筋をくっつけることになります。

そうなると切開線は食い込みます。

 

 

高い位置を切ると、それだけ沢山の皮膚が膨らみ睫毛上のプックリは目立ちます。

 

その解決法は、そうなってしまった二重手術を無かったことにすることです。

 

切開線皮膚と挙筋を剥がすと食い込まなくなります。

 

切開線より睫毛側の皮膚を一度剥がし、薄くしてくっつけるとダブつかなくなります。

切開線から睫毛側の操作は、二重幅には影響しません。二重幅は広くなりません。

 

二重幅が狭いと、新しい切開線から睫毛側を そのままにしておいても プックリは目立ちません。

 

 

これからもInstagramの投稿写真、動画の解説と、その関連動画を投稿します。

 

 

ご視聴ありがとうございました。