刺青・タトゥーを消す。 植皮と削皮 1年間の経過写真

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刺青の除去手術を行いました。
以前にお見せしている方です。
http://blogs.yahoo.co.jp/kmozc/27864407.html


入れ墨を切除するには、色素の入った皮ふを浅い層から順にカミソリで削いで行きます。
色素の入っていない深さまで削り取ります。


皮ふの土台部分を厚く残すことができた場合には、削るだけで皮を植えません。
削皮術です。

浅い傷は自然に、ひとりでに治します。
浅い傷は早く治ります。
早く治った傷の傷あとは目立ちません。


皮ふの土台部分を厚く残せなかった場合には、皮を植えます。
植皮術です。

深い傷を自然に治した場合、時間がかかります。
傷が治るまでの間は痛いですし、日常生活も不便です。
傷あとも汚く、痒みも長引きます。

植皮術を行うと、植えた皮は2週間でくっつきます。


写真は上から順に、術後2週間、2ヶ月、4ヶ月、8ヶ月、1年目です。


皮を植えなかった部分が矢印の所です。
(黄色の矢印の所は、植えた皮がくっつかなかったのかも知れません。)

一番上の術後2週目の写真を見てください。
赤い矢印の所は、縦方向・帯状に傷が治っていない部分があり、汁が出ています。
青い矢印の所は、小さな点状に治っていない部分がありますが、その周囲は傷が治り乾いています。
黄色い矢印の所は、全体が深い傷です。

2週間目の時点で傷が治り乾いている場所は、1年目には傷あとが目立たなくなっています。
2週間目の時点で傷が治っていない部分は、1年目の写真でも場所が判ります。
赤い矢印の縦方向・帯状の傷あと、青い矢印の小さな点状の傷あとは1年目の写真にも写っています。

深い傷は縮みながら治ります。
黄色い矢印の所は、引きつれています。
傷あとが目立っています。


大きな刺青を消したいとき、急ぐ場合には植皮術を行ないます。

肩は傷あとが目立ちやすい場所です。
特に肩は植皮術です。

植皮した部分も1年後には目立たなくなりますが、植えた皮の継ぎ目が目立っています。

継ぎ目の少ない、大きな一枚シート状の植皮術症例は、こちらをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kmozc/30772327.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kmozc/30812777.html


このブログに施術前後の写真を載せさせていただく モニター募集中です。
過去に私が手術をさせていただいた方にもお願いします。
お礼は、手術料金の割引、ヒアルロン酸1-3本の注入、サーマクール100発など・・・です。

かみ


【植皮(皮膚移植)】
注意事項:植皮(皮膚移植)術はジンジンするような痛みが2週間ほど続きます。その間は痛み止めを飲んでいただければ痛みの緩和が可能です。患部から血液や浸出液が滲み出てきますが、移植した部分も皮を採取した部分も皮が張り始める術後約1週間で治まります。皮膚が生着するまでには約2週間ほどかかりますので、患部が肌の色に馴染むのには半年~1年ほどかかるでしょう。
料金は大きさにより異なります。5万円~